こんにちは、元NICU看護師のゆいです。
私は、藤本美貴さんのYouTubeチャンネル「ハロー!ミキティ」が大好きで、よく見ているのですが、先日配信された動画が衝撃すぎました。
その動画は、藤本美貴さんが視聴者からの相談に乗るという企画で、相談内容は、義母に子供を預けている際、泣いたら自分のおっぱいを吸わせているということ。
また、動画内で藤本美貴さんが、「三姉妹同じタイミングぐらいで産んでみんな母乳出るときだったから、お姉ちゃんの吸うのかな?ってやってみたことあるけど吸わなかった」という話をしておられ、真似する人が出てくるのでは?と思い、怖くなりました。
気になる方は、藤本美貴さんの動画もチェックしてみてください。
赤ちゃんは、吸ってしまうこともあるし、母乳が溢れ、赤ちゃんのお口に入ってしまうということもあるよ。
とても危険!絶対に真似しないで!
母乳は赤ちゃんにとって最も理想的な栄養源ですが、母親以外の母乳を飲ませることには多くのリスクが伴います。
2015年には、インターネットで母乳と称して売買されていた商品の中に希釈された人工乳が混入され、その上に細菌汚染が認められたという報道もありました。
本記事では、母乳による感染症リスクやインターネットでの母乳売買の危険性について詳しく説明します。
母乳による感染症リスク
母乳は赤ちゃんに必要な栄養素を含む一方で、感染症のリスクも存在します。以下の点に注意しましょう。
1.感染症の種類
母乳を通じてHIVやB型肝炎、C型肝炎などの感染症が赤ちゃんに伝わる可能性があります。
これらの感染症は、母乳を介して赤ちゃんに直接伝染することが確認されています。
2.健康状態の確認が困難
母親自身が感染症を持っているかどうかを確認することは難しいため、他人の母乳を与えることは非常にリスクが高いです。
母乳が出ないおっぱいは吸わせてもいいの?
前述で述べた「赤ちゃんが泣いたときに義母がおっぱいを吸わせている」という話ですが、母乳が出なくても、感染のリスクがあります。
皮膚には常在菌がいるので、赤ちゃんへ悪影響を及ぼすことが考えられます。
インターネット売買で母乳を購入することの危険性
最近では、インターネットで母乳を購入する人もいますが、これは非常に危険な行為です。
1.偽造品の可能性
インターネット上で販売されている母乳の品質や安全性を保証することはできません。
一部の売り手は、実際には母乳ではないものを販売していることもあります。
2.衛生管理の不備
母乳の適切な保管や輸送が行われていない場合、細菌の繁殖や汚染のリスクが高まります。
これにより、赤ちゃんが重大な健康被害を受ける可能性があります。
安全な母乳の提供方法
他人の母乳を利用する際には、安全性を確保するための方法があります。
1.母乳バンクの利用
母乳バンクは、早産・1,500g未満の極低出生体重の赤ちゃんにために母乳を提供する仕組みです。
病院の要請に応じて、厳格な検査と管理を行っているため、安全に利用することができます。
母乳バンクを通じて提供される母乳は、感染症やその他のリスクを最小限に抑えるために徹底的に検査されています。
2.医師との相談
母乳が足りない場合や他人の母乳を利用する必要がある場合は、必ず医師に相談しましょう。
ミルクアレルギーがあるけど、母乳も不足している場合など、困った際には出産した産院や小児科に相談してください。
まとめ
母乳は赤ちゃんにとって重要な栄養源ですが、他人の母乳を与えることには多くのリスクが伴います。
・インターネットで母乳を購入するのは危険!
・母乳が出なくても、おっぱいを吸わせることは感染のリスクがある
・母乳が足りないけど、ミルクアレルギーがあるなど、困ったときは医師に相談する
藤本美貴さんの動画が衝撃的すぎて、今回の記事を作成しました。
義母対策に悩んでおられる方、是非このサイトを見せて、NICU看護師も解説している!と言ってください!
赤ちゃんの健康を守っていきましょうね。
質問や疑問があれば、ぜひコメントやメッセージを送ってください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
これからも一緒に育児を楽しみましょう!
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