こんにちは!元NICU看護師のゆいです。
生後1か月健診が終わると、赤ちゃんも外出が可能になります。
今回は、生後1か月はどうしてお出かけをしてはいけないのか、お出かけの際の注意点などについて詳しく説明していきます。
新生児のパパ、ママはぜひ参考にしてくださいね。
生後1か月はお出かけしない方がよい理由
新生児の免疫システムはまだ発達していないため、感染症にかかりやすい状態です。
生後1か月はお出かけしない方がよい理由は以下の通りです。
1.免疫力の未熟さ
新生児は生まれたばかりで免疫力が非常に弱いです。感染症にかかりやすく、重症化しやすいです。
2.ワクチン未接種
生後1か月では、定期予防接種がまだ始まっていません。
特に百日咳や風疹などの予防ができていないため、感染のリスクが高まります。
私は、産まれて間もないときに、姉兄の保育園のお迎えに連れていかれ、百日咳にかかりました
3.環境への適応
新生児は外の環境に慣れるための時間が必要です。
家の中でゆっくり過ごすことで、環境の変化に対応しやすくなります。
初めてのお出かけの際の注意点
初めてのお出かけは慎重に計画することが重要です。以下の点に注意してください。
1.人混みを避ける
初めてのお出かけは、人混みを避けることが大切です。
ショッピングモールなど、多くの人が集まる場所は避けましょう。
2.天候に注意する
天候が悪い日や極端に暑い・寒い日は避けましょう。
新生児は体温調節が未熟であり、極端な気温に対応しづらいです。
3.短時間の外出
最初の外出は短時間にとどめましょう。
30分から1時間程度を目安にし、赤ちゃんの様子を見ながら、少しずつお出かけに慣れていきましょう。
4.持ち物を準備する
外出時には、おむつ、着替え、ミルク、タオルなど必要なものをしっかり準備しておきましょう。
お出かけをやめておいた方がよいのはこんなとき
お出かけを計画している際に、以下のような状況では控えることをお勧めします。
1.体調が悪いとき
赤ちゃんが熱を出している、ぐったりしている、食欲がないなどの体調不良が見られる場合は、外出を避けましょう。
お母さんも産後で体調が優れない場合は、外出を控えましょう。
2.感染症が流行しているとき
インフルエンザやノロウイルスなどの感染症が流行している時期は、特に注意が必要です。
外出を控えることで、感染リスクを減らせます。
3.天候が極端なとき
猛暑日や寒波が来ている日、暴風雨など極端な天候の日は、赤ちゃんの体に負担がかかるため外出を避けましょう。
4.長時間の外出
新生児の体力は限られているため、長時間の外出は避けるべきです。
短時間の外出を心がけ、赤ちゃんの負担を軽減しましょう。
まとめ
新生児のお出かけは慎重に計画することが必要です。
今回は、赤ちゃん目線での注意点やお出かけをしない方が良い理由について解説しましたが、産後間もないお母さんにとっても、お出かけをすることは負担がかかります。
赤ちゃんとお母さん、双方の体調が優れているときにお出かけを計画してみてくださいね!
また、今回は赤ちゃんの発達など身体的な特徴から理想的なお出かけのタイミングや注意点について解説しています。
生後1か月以降も赤ちゃんとお母さんの体調が優れているときにお出かけをし、負担がかからないような計画を立てることが、健康面としては理想的ですが、お姉ちゃんやお兄ちゃんの用事がある、核家族で近くに頼れる人もいないなど各家庭の事情は様々あるので、絶対ではありません。
「赤ちゃんには、こういうお出かけ方法の方が適しているんだな」といった程度に読んでいただけたらと思います。
質問や疑問があれば、ぜひコメントやメッセージを送ってください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
これからも一緒に育児を楽しみましょう!
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